『すのを』について

すのを

書artの投稿の中で、『すのを』というカテゴリを作っています。

お気づきかと思いますが、『みつを』に寄せています。笑

『みつを』とはもちろん『相田みつを』という書家のこと。

あまりにも有名で知らない方はいないと思います。

私は、高校生の頃に初めて、相田みつをさんの作品を 本屋で偶然 見ました。
その時の衝撃は、今も忘れることが出来ません。
それまでの書道の常識を、決まりを、全く無視しているように私には映りました。
だけど、惹かれる。
猛烈に心に届く、入って来る何かがある。めちゃくちゃなようで、魅力的。

こんなこと書いたら怒られるかなぁ。(ごめんなさい。m(_ _)m)

ベタ筆・殴り書いたような激しい線・形の整わない文字・完全にタブーとされる筆使い

私は 実家が書道教室をしていたので、祖母に習字を習い、育ちました。
これ、私がやったら ばあちゃんに怒られる書き方やん。
高校生の私は、まず そう思いました。
でも、本になってる。

私はその時に、無意識にうらやましいという感情を持ったと思います。

心に沁みるメッセージ
自由で強烈な書体

私もこんな芸術家になりたい。

その当時は、芸術大学や音楽大学に行ける人なんて極まれ。
周囲にそんな人はいなかった。

だけど、人生は思わぬ流れを、風を吹かせてくれる。

18才の頃に過ぎて行った夢を、今は逃がさない。

必ず、抱きしめる。

この3月で一番下の子供が学生を卒業します。

3人の子供達が 全員社会人になります。

歌が聴こえてきた。

『時が来たらかませ』

そろそろ『時』が来る。

補足:今回の書artは、もっと2倍くらい長い文章でした。ですが、どんどん短くなり、果たして伝わるのか問題が・・・。笑

皆様のご想像で『君』が何なのか をコメントいただけると嬉しいです。( ´ ▽ ` )

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すのを書道art

コメント

  1. まさ より:

    エッセイいつも楽しみにしております♪君は若かりし頃の、すのをさんですか?

    • firstsnow firstsnow より:

      まささんの想像の延長に『若かりし頃のすのを』が浮かんだのであれば、それも正解です。😊想像して頂きとても嬉しいです。ありがとうございます。

      『君』というと 人のように感じると思いますが、私が表現した『君』は、実は人ではなく『想い』です。
      若き日のすのをが抱いた『強い憧れと願望』
      別の言葉で言うと『夢』になるのかな。
      その『夢なる想い』を年月を超えて抱きしめている様子を描いた作品です。

      コメント 励みになります!
      ありがとうございます。m(_ _)m